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グルーガンの種類と選び方

グルーガンとは

グルーガンとは、樹脂のスティックを熱で溶かし、冷めると固まることで素材と素材を接着する道具です。簡単に接着できるのでクラフトでもよく使用されます。接着以外の用途として、溶かした樹脂で造形をすることも可能です。ホットメルトやホットガンとも呼ばれます。

グルーガンの基礎知識

グルーガンの仕組み

  • 本体とグルースティック

    本体は銃のような形をしているものが多く、その見た目から「グルー(接着)」「ガン(銃)」と呼ばれています。他にもその特性から「ホット(熱)」「メルト(溶ける)」と呼ばれることもあります。

    使用するスティックには、半透明のものから様々なカラーのものまで販売されていて、接着から装飾まで様々な用途で活躍します。
    スティックはEVA素材でできていて、本体で120~200℃に温められることで溶けて液状になり、冷めるとまたスティックと同じ固形の状態に戻ります。

接着する素材は?

  • 接着可能な素材

    【素材】

    布・皮革
    紙・段ボール

    【その他使用用途】
    造形物を作る
    デコレーション
    基板部品などの絶縁

  • 接着が難しい素材

    プラスチック
    金属
    陶器
    ガラス
    タイル

すぐ外れてしまう場合は

  • 接着が難しい素材で紹介したタイルや金属などは、初めはくっついてはいるものの衝撃や力が加わると簡単に外れてしまうことがあります。

    接着する前には表面の汚れや油分、水分を拭き取り、接着後は完全に冷めて固まるまで触らないようにするようにしてください。
    それでも外れてしまいやすい時は、グルーをしっかり温め、グルー付ける箇所自体も冷たすぎないように温めておくようにしてください。グルーが素材についた瞬間に冷めて急速に固まり始めると、接着力が落ちてしまいます。
    高温タイプのグルーガンを使用するのも良いでしょう。

グルーガンの種類

  • グルーガン

    コンセント式

    • 長時間使える
  • グルーガン電池タイプ

    電池/充電式

    • 場所を選ばない
  • ペン型グルーガン

    ペン型(充電式)

    • 装飾作業に◎

グルーガンの選び方

機能・仕様で選ぶ

  • スティックを溶かす温度

    本体の形はどれもさほど変わりませんが、グルースティックを溶かす温度の設定が低温タイプと高温タイプの2種類販売されています。スティックにも低温用、高温用とありますので本体と合わせて選んでください。

    ・低温タイプ
    約120〜135℃
    安価に手に入る
    接着力が弱い

    ・高温タイプ
    約160〜180℃
    高価
    接着力が強い

  • スティック径

    グルースティックの太さには、11mmと7mmの2種類販売されています。
    本体で使用可能なスティック系のものを用意するようにしてください。

    径11mmのスティックを使用する本体では、7mmのスティックを使用することは可能です。