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レーザー距離計の使い方

レーザー距離計とは

レーザー距離計は可視レーザー光を利用した距離測定器。
対象物に可視レーザー光を当てて、ボタンを押すだけで、測定距離を瞬時にデジタル表示します。
もちろん、距離だけでなく面積、体積も自動計算で素早く正確に測定できます。

レーザー距離計の基礎知識

距離測定機能

  • 距離測定モード

    一番よく使う機能が距離測定の機能です。
    距離を測定したい時に使用するモードです。基準点からレーザー光が当たった面までの直線距離を測ることができます。

    部屋の端から端までをボタン一つでピッと測ることができるのでコンベックスを置いて測るよりも簡単でしかも正確です。

その他の機能

  • 連続測定モード

    レーザーの照準点を基準に、距離を測定したい時に使用するモードです。
    測定値が自動で更新されるので、希望の数値になった時点で止めれば、レーザーの当たっている面からレーザー距離計までの間を任意の距離で止めることができます。

  • 面積測定モード

    壁面の面積を測定したい時に使用するモードです。

    壁の横幅と天井までの高さを測定することで自動で面積を出してくれます。

  • 体積測定モード

    体積を測定したい時に使用するモードです。
    長さ、幅、高さを測定して体積を求めます。

  • 壁面積測定モード

    同じ高さの数面の壁の総面積を測定したい時に使用するモードです。

  • 等間隔測定モード

    あらかじめ設定した長さを繰り返し測定したい時に使用するモードです。
    材料を同じ長さに切断したり、等間隔に柱を立てたりするときに使用します。

  • 傾斜測定モード

    傾斜の角度を測定したい時や、水平器として使用したい時に使用するモードです。
    本機の向きによってディスプレイの表示が自動的に変わります。

距離の測り方

  • ①測定基準点を選択します。

    まずは測定したい壁面の端にレーザー距離計を置きます。

    このときに、距離計の頭の部分からか、お尻の部分からのどちらを起点にするかを設定で変えることができます。
    壁が直角になっていてお尻をつけた場所から測りたいのか、壁の途中などスタート地点が決まっている場所から測りたいかで設定を変えてください。

  • ②測定スタートボタンを押してレーザー光を照射させ、本体を測定開始点に合わせます。

    起点が決まったら測定スタートボタンを押します。するとレーザーが照射されますので、測りたい終点になる場所にレーザーが当たるようにします。

    終点に壁がない場合は測定できませんので注意してください。

  • ③もう一度測定スタートボタンを押して測定完了です。

    画面の測定値が止まったら、もう一度ボタンを押すと測定完了です!

まとめ

  • レーザー距離計は、コンベックスでは長さの足りないような長い距離でも一瞬で測ることができる作業を楽にしてくれる便利な工具です。

    部屋のリノベーションをしたりする機会が多い方は是非使ってみてはいかがでしょうか。