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まっすぐに穴をあける方法と種類

まっすぐに穴をあけたい時は

材料に穴をまっすぐあけられなくて失敗したということはありませんか?正確にまっすぐな穴をあけるための道具があると、美しく早く加工することが可能です。フリーハンドで行うのではなく、専用の道具を使用してみましょう。

まっすぐに穴をあけるための道具

  • ドリルガイド

    • 電動ドリルを手で持ち作業する
  • ドリルスタンド

    • 電動ドリルを固定して使用するスタンド
  • ボール盤

    • 作業台の上に置いて使用する工作機械
  • 垂直、または任意の角度で固定して穴をあけるための道具にはいくつか種類があります。

    【ドリルガイド】
    電動ドリルで穴をあける際に、ドリルをガイド穴に差し込み、プレートを固定することで真っ直ぐに穴あけができる道具です。最も手軽に作業ができます。
    使用できるドリルの径は12mmほどまでと、大きめの穴をあけるのには使用できません。また、ドリルの長さが短いとガイドに当たり厚みのある素材では貫通穴があけられないことがあります。

    【ドリルスタンド】
    電動ドリルをスタンドの支柱に固定し、電動ドリルを持った状態で上下に動かして使用します。
    スタンドのベース部分に材料を置いて作業します。

    【ボール盤】
    素材(金属や木材)を、台状のテーブルに固定し、正確に穴をあけるための工作機械です。
    小型のものから大型のものまであります。

道具の使い方

ドリルガイド

  • 穴をあけたい位置にガイドを合わせる

    ドリルガイドはプレート状のパーツと、ドリル径に合わせた筒状のパーツを組み合わせて使用します。

    あける穴の中心点とドリルの先端を合わせ、ガイドを素材の上に置いてセットします。

  • そのままガイドがずれないように固定した状態で、電動ドリルを使用するだけです。
    プレートとガイドが垂直になっているので、簡単に真っ直ぐ穴をあけることが可能です。

    穴あけの途中、ドリルで切り込んでいる位置が見えづらい点がデメリットではあります。

  • 丸棒の穴あけ

    商品によっては丸棒に穴をあけられるものがあります。
    プレートの一部が山型になっていて、丸棒を挟み込むような形で固定することが可能です。
    ガイドを固定して穴をあければ、棒の真ん中に穴があくようになっています。

  • 角材の角から穴をあける

    また、先ほどの山型の部分を角材の角に当てることで、角から45度の角度で穴をあけることも可能です。

ドリルスタンド

  • スタンド型のガイド

    ドリルスタンドはその名前の通り、「電動ドリル」を固定しておくための「スタンド」です。
    電動ドリルを取り付け、上下に動かすことで、支柱に沿って真っ直ぐ穴をあけることができます。

  • この支柱の角度は任意の角度に変えることが可能なため、垂直に穴をあける以外にも、フリーハンドでは難しい角度のついた穴あけも簡単に行うことができます。

  • 丸棒に穴をあける

    ドリルスタンドのベースの一部分には、材料がずれないように置くための谷型作りになっているものがあります。
    丸棒やパイプに穴をあける際には簡単に固定することができます。

  • 丸棒の中心に穴をあけることができました。
    ベースにしっかり乗せるために、材料の端の方に穴をあけることは難しいです。

  • 治具を使って角材に穴をあける

    ベースの上に乗せづらい角材や板材の場合は、治具を別で作りその上で穴をあけるようにすると便利です。
    もちろん治具を使用せず、材料の上に直接ガイドを乗せて作業することも可能です。
    小さめの材料であれば治具を使用する、ガイドより大きめの材料であればそのまま使用するというように、使い分けると良いでしょう。

  • 治具には、ドリルの径よりも大きめの穴をあけておくと、ドリルが貫通したときに邪魔になりません。
    治具の台があることで、角材などの材料が動かしやすく、加工するときにスムーズです。

  • 角材に綺麗に穴をあけることができました。
    ドリルスタンドがあることで、手で材料を支えて作業しやすいのも良いところです。

ボール盤

  • 正確で早く作業ができるボール盤

    ボール盤とはドリルを取り付け穴あけ加工をするための工作機械です。電動ドリルよりも回転が安定していて、木材ならとても軽い力で加工ができます。

    穴あけに特化した構造で、電源をオンにしたらサイドにあるハンドルを回して材料にドリルを下ろすだけと操作が単純です。

  • ドリルを取り付けるチャックの部分は電動ドリルとほとんど同じです。
    ドリルだけでなく、座ぐり用ビットや、コンパスのような自在錐を取り付けて作業することもできます。

  • 木材だけでなく金属も

    ボール盤は木工作業にも金工作業にも使用されます。
    特に金属の穴あけでは、手で持って作業しなければならない電動ドリルを使用するよりも、ボール盤を使用する方が格段に力加減をコントロールしやすいです。

    木工作業で穴あけを多量に行う場合は、単純作業で簡単なため、作業性という点ではボール盤が一番良いでしょう。

    DIYではボール盤を購入するという選択肢が出てこないかもしれませんが、卓上ボール盤には小さいサイズから大きいサイズまで種類があり安価に手に入るものもあるので、穴あけ加工を普段からよくするという方は持っていても良いかもしれません。

自作のガイド

  • 手元にガイドがないときには

    専用のドリルガイドがなかったとしても、簡単に自作することができるので試してみるのも良いですよ!
    4枚の木片の真ん中にドリルが通る隙間を作るだけ。
    市販のガイドのように金属製の筒にぴったりはめ込んでいるというわけではないので、多少は精度は落ちますが、垂直に穴をあけることは可能です。

    ガイドの素材も木であることから、ドリルが自作のガイドに当たれば削れてしまうので、消耗品として考えた方が良いでしょう。

  • 自作のガイドの作り方

    4枚の木片をビスで止めているだけ。
    使用したいドリルの直径に合わせて、プロペラのような形で取り囲んだ状態でビスを止めていきましょう。
    ドリルの径が変わったときは、また解体して組み立てればOKです。

まとめ

  • 真っ直ぐに穴をあけるだけというのが、なかなか難しい作業でもありますよね。
    ちょっと使うだけならガイドを、
    手持ちの電動ドリルでたくさん穴をあけたいならスタンドを、
    穴あけ加工がメインの作業になりそうというときはボール盤を、
    状況に応じて最適な道具を選んで、失敗のない作業環境を整えてみてはいかがでしょうか。