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塗り方塗り方

  1. まずは塗りたくないところを養生

    マスキングテープを使って、塗りたくないところを養生します。テープを貼ったあとは、必ずしっかりと指の腹でテープをなでるように上から押さえて密着させてください。しっかり空気を抜いておかないと、テープと壁の隙間から塗料が入り込み養生が失敗してしまうので注意してください。天井などの広い面などは、マスキングテープを貼った上からマスカーで養生します。不意に塗料が付いてしまうことがあるので、窓、トイレ本体などにも広めに養生しておくといいですよ!

  2. 仕上がりを左右するコーキング

    ジョイントコークを使って画鋲やねじの穴を埋めていきます。壁紙の継ぎ目が木になる場合にも塗り込んですき間を埋めると目立たなくなります。 また凹凸のある壁紙は、しっかりマスキングテープの空気を抜いてもテープと壁紙のすき間から塗料が入り込んでしまい、まっすぐのラインが出せません。 壁と天井の境目や、アクセントウォールで1面だけ違う色にする場合、今回のように上下で色を塗り分けたい時などは、マスキングテープを貼った後に境目にジョイントコークを指で塗り込んで、凹凸とテープのすき間を埋めると塗装が綺麗に仕上がります。 ジョイントコークは乾かしてから塗装を始めましょう。

  3. 塗料とトレイの準備

    塗装の準備ができたら、塗料をトレイに移し替えます。塗料は色が分離している可能性があるので、開封前にしっかり容器を振って塗料をかき混ぜてください。 混ぜ棒などがある場合は、開封後にしっかり底からかき混ぜてからトレイに移します。 トレイにマスカーやラップを敷いてから塗料を入れると汚れが少なくて済むので便利ですよ!

  4. 塗り始めは刷毛から

    部屋の角になっている部分(入隅)やコンセントの周りなど、ローラーでは塗りにくい細部をまず刷毛で塗っていきます。少し太めの5cm程度の幅で塗っておくと、ローラーでの仕上げが楽になりますよ!刷毛で塗った部分はローラーで塗装するよりも塗料がベタっとつきやすく色が濃くなりがちなので、塗料をよく塗り広げるようにしておきます。

  5. ローラーで全体を塗装します

    ローラーに塗料を含ませて全体を塗っていきましょう。 まずはW字を書くように、塗料を配ります。1m×1mくらいの塗料の継ぎ足しなしで塗り切れる範囲に、まんべんなく塗料をいきわたらせるように意識します。 多少の色ムラはあってもいいので、まずは全体をラフに塗装してきます。 ローラーに塗料が付きすぎていると、壁の上でローラーがうまく回転しないので注意を。また、ローラーを強く壁に押し付けたり、動かすのが早すぎたりすると、塗料が飛び散って手や服、予期せぬ場所に付いてしまうので適度なスピードで作業してください。 触っても手につかない程度に乾いたら、二度塗りをします。色ムラや塗り残しがないか確認しながら作業してくださいね。

  6. 2色目を塗装していきます

    今回は上下で違う色を塗っていきます。1色目の境目をドライヤーを使ってよく乾かし、色の境目にマスキングテープを貼りなおします。 先ほどと同様の手順で、まずは刷毛で細かいところを塗装してからローラーで仕上げていきます。 こちらも乾いたら二度塗りします。

  7. マスキングテープをはがして完成!

    塗料が完全に乾く前に(完全乾燥は約24時間)、マスキングテープをはがします。 テープに付着している乾いていない塗料で服や壁面などを汚してしまうことがあるので、周囲に気を付けてゆっくり剥がして下さい。 はがした後、塗料のはみだしや塗り残しがないかをチェックすれば完成です!

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