見た目も可愛く、ちょっと座りに便利なスツールです。座面に使用しているウレタンは2種類使用して座り心地もばっちりです。
【材料】
角材30mm 脚 ~500mm:4本
角材30mm 貫 160mm:8本
座面用板(ベニヤ)厚12mm 215mm×215mm
チップウレタン 厚30mm 220mm×220mm
高反発ウレタン 厚15mm 220mm×220mm
スーパーX(接着剤)、木工用接着剤
ビス 60mm
L字金具:2個
布 38cm×38cm
【道具】
電動ドリルドライバー、タッカー、下穴錐、さしがね
脚になる角材に図のように墨付けしていきます。墨付けができたら、下穴をあけましょう。
脚の組み立てには、ビスで留める前にすべての接着面に木工用接着剤を塗ってから行ってください。
まず脚の角材1本に上部の貫をビスで留めます。作業台に貫を置いてクランプで固定した状態を作り、横から電動ドライバーでビスを打ちます。この時に木材同士にすき間ができやすいので、すき間ができてしまった場合は、一度ビスを抜いて再度留めなおしてください。
次に下部の貫を同じ手順でビスで固定し、アルファベットのFの形を作ります。
Fの形ができたら、脚の角材のもう一本を反対側に接着剤とビスでしっかり固定します。これを2セット作ってください。
残りの貫と、先ほどできた脚パーツを組み立てていきます。
前項と同じく貫を作業台に固定した状態を作り、上部に2本貫を取り付け、次に下部の貫を2本取り付けます。
最後に、もう1つの脚パーツと先ほどできたパーツをねじですべて固定したら、脚の完成です。
ガタつく場合は、貫が脚にまっすぐ固定できてない場合があります。必ず垂直にねじを打つようにしてください。
座面には2種類のウレタンを使用します。肌に当たったときにふんわりとしている高反発ウレタンと、深く沈み込みにくくするためのチップウレタンを重ねて座面の上に乗せます。
このままでは使用していくうちにウレタンがずれてしまうので、スーパーXでウレタン同士を貼り合わせ、さらに座面の板材にもスーパーXで貼り付けてください。
座面の板はウレタンより小さく設計されています。板とウレタンのサイズが同じだと、板の角に肌が当たり座り心地が悪くなるためです。
作業台の上に布を裏返しにして広げて置きます。中央に先ほどの座面を裏返しに乗せたら、座面を包みながらタッカーで布を固定していきます。
まずは1辺の真ん中を4点留めて、サイドへサイドへと留めていき、最後に角の方を留めるようにして、布のしわを伸ばしながら留めるようにしてください。
この時に、少しだけ引っ張りながらタッカーで留めることで、布がピンと張りきれいに仕上がります。
座面が完成したら、作っておいた脚に固定します。
L字金具を脚の上部の貫に2個取り付けます。そのまま裏返しにした座面の上に乗せ、座面の木材を突き抜けない長さのビスで固定したら完成です!
布は好みのものを使用して作れるので、可愛らしく、愛着がわきます!
玄関などに置いても大きすぎないので、靴を履くのにちょっと座ったり、荷物の一時置きにも使えてとても便利です。
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