【DRS_10】[スペシャルプログラム]もう一歩上級の仕上げ・フローリング貼り
2015. 04.24.
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2015年2月21日 土曜日 晴れ
いよいよ仕上も本格化!
きーんと冷えた冬晴れの中、DIY R SCHOOLスタートです!
まずは現場をチェック。
先週までに壁から上が完成したこちらのお部屋。
遂に床の仕上げに入ります。
リノベーションをするときは、基本的には上から下へ作業していきます。
大掃除と同じですね。
今回、床の仕上げに使うのは、DIYリノベーター憧れのフローリング!
木と木塗装のスペシャリストのお二人、SHARE WOODS(http://www.share-woods.jp/index.html)の山崎さんと、田中木材の田中さん(http://www.iikide.com/)を特別講師にお迎えしてレクチャーいただきました。
無垢のナラの木フローリングは、無塗装の方が湿気を吸ってくれるので、むしろ足になじんでとても気持ちがいいそうなのですが…
今回は汚れのつきにくさとメンテナンスのことを考え、オイルフィニッシュを施します。
植物油ベース自然塗装仕上げのものなので、足に(なんならごろんとしても)安心して使うことができます。
専用のスポンジ刷毛にすこーし付けた塗料が、木の色を濡れ色に変えながらすぃーーっと延びていきます。
塗りあがりはコチラ。
濡れ色が渋いですね!
フローリングを貼る前に塗装をすることで、効率よく・綺麗に仕上げることができます。
乾燥させる時間と場所の確保に注意、ですが!
温かいお茶で一息つきましょう^^
しっかりと乾燥(※塗料にも依りますが12時間以上乾燥させてください)させた後は、ついに貼る作業へ!
フローリングはこのような『本実(ほんざね)加工』と呼ばれる凸凹を合わせて施工していきます。
極度に細い幅の部分ができないように、実際の長さを測り計算していきます。
久田校長の計算に、皆さん必死で着いていきます。
計算が終われば、初めの一枚を貼ります。
木は湿度によって伸縮するので、貼る季節によって壁からの隙間を調節します。
今は冬なので、夏に膨らんでもいいように気持ち隙間をあけます。
自然素材ならではの難しく面白いところですね。
裏を1液性ウレタン樹脂系ボンドでくっつけ、凸部分を釘で留めつけます。
この時、隙間に釘が打てる『釘締め』と呼ばれる道具が必須となります。
凹側をはめ込むため、釘の頭はきっちり収めるのがポイントです。
…と、これがどうにも難しいし時間が掛かる。
そんなあなたにおすすめなのが、こちらのエアネイル!
ホッチキスの針のような形をした針を、空気の力で押し出し、留め付けていきます。
時間がとても短縮されます…!
きもちいい!!
パシュパシュと進めて、気付けば床になっていました!!
おおー。
ちなみにピロピロと生えているのはニョロニョロ…ではなく、スペーサーと呼ばれる道具…といっても短く切ったPPバンドで構わないとのこと。
つまり、挟むことで簡単に等間隔を出せちゃう、というものです。
できあがりに、皆さんこの表情!
『貼れるもんだねぇ…』なんて、DIYした本人が感心するほどの出来栄えでした◎
最後はお決まりの集合写真ではいポーズ!
まだまだ寒いですが、だんだん日は伸びてきました。
竣工の日は、近い…!?
無垢の木の、足触り大好き!なカローラでした。