【DRS_07】窓・ドア取付のDIY」プロに聞く、コツをつかめば一生モノ
2015. 04.20.

2014年12月20日 土曜日 雨
いよいよ内装工事が本格化してきました。
生憎の雨ですが、DIY R SCHOOLスタートです!
いつものように久田校長の授業が始まります。
今回は窓・ドアの取付のため、細かい寸法が重要になります。
黒板には細かい図面が・・・寸法を足し算引き算、頭を使います!
今回は木の板で枠を作り、既製品の建具を取付けます。
久田校長曰く
『以前は建具屋さんが建築に合わせて作ってくれたけど、今は建具が既製品になったため、建築工事の精度が必要になった』
とのこと。
工業化が進んだ今、建築資材の多くが既製品になりました。
既製品は寸法が決まっているので安価に大量に手に入れやすいメリットがありますが、
自由が効きにくいというデメリットもあります。
DIYをするには、既製品の規格(寸法)を把握し、上手に使えるようになることが必要ですね。
また、扉の開き方ルールでも面白いお話が聞けました。
玄関扉、西洋では内開き、日本では外開きが主流です。
西洋は『迎え入れる』精神で内開きだそうです。
ではお・も・て・な・しの国、日本は何故外開きなの…??
実はこれ、雨に濡れた扉の滴が、内側に入らないように、という考え方!
雨の多い日本ならでは、ですね。
お昼からはいよいよ作業に入ります!
と、言っても今回使う「押切り」と呼ばれる卓上丸鋸の練習からです!
枠をきっちりと作るには、ピシッと長さを切る必要があります。
鉛筆の線、の左側(!)、に鋸の刃の、右側(!)を合わせて切ることを習得します。
線や刃の厚みまで考えなければいけません。
実際に人が住む家になるので、施工精度が求められます!
しかも!
今回は『留め』と呼ばれる接合方法なので、ななめ45度カットの至難の業!
…と言っても、押切りは刃が45度に傾くので、真っ直ぐ切断と同じ要領で作業します。
綺麗に切れたらビス止めしていきます。
しっかりと手で押さえて…一気にもみこみます!
ここまでできたらあとは入り口に合わせてはめ込むだけ!…ですが、今回は枠を組むところまで。
12月最後のスクールが終わりました。
ちょうど3か月が終わり、折り返しです!
来年3月14日の竣工に向け、頑張っていきますよー!!
心のドアはいつでも内開き!な、カローラでした!