【DRS_04】床のしくみ その1 内側の構造は? 防音下地を入れてみよう 20141108.15
2014. 11.20.

2014年11月8日15日 土曜日 晴れ
解体、墨付け、塗装、を経てついに『作る』工程に入ります!
今回のテーマは、『床のしくみを知ろう』です。
床??
んなもん、コンクリートがあるんやし板置いたら終いちゃうの??
と思った方は見ていただきたい!
この縦横無尽に走る管達を!!
実はこれ、電気水道ガスの配管なのです。
生活に欠かせないライフラインですが、生活するのにはこんな管は邪魔ですよね。
というわけで今回は、床下に上手く収める床下配管で施工します。
また、集合住宅の場合最も苦情が多いものの一つが上下階の『音』です。
せっかくリノベーションしたあともご近所さんと気持ち良く過ごすために『防音性能』も考えるポイントの一つです。
今回はL-45(遮音等級)を満たす『乾式二重床』に仕上げるため、こちらの『乾式置床ユニット』を使って防音下地を施工することにします。
床を支える短い柱の先がゴムになっています。
これが音を吸収します。
難しい話が続きましたがざっくりまとめると、コンクリートから少し上げて新しく床を作ります!
その隙間は配管も通せるし、防音もしてくれますよ!ということですね。
これが今回のテーマ『床のしくみ』です。
久田校長の講習で、床についての基礎知識が頭に入った受講生の皆さん。
さぁ、これで立派に床を貼ることができ…るにはまだ早い。
DIYするためには知識も必要ですが、道具を使う技術も必要です。
しかしDIYのための道具を売っているお店は沢山ありますが、その道具どうやって使うの??は教えてもらえませんよね。
そこで!道具を使いながら、大工さんに技術を教わるのがDIY R SCHOOL!なのです。
今回は『丸ノコ』『インパクト』を使いこなします。
材料を切るための道具・丸ノコは、大きな板でも簡単に真っ直ぐ切れる優れもの。
しかし円形のノコギリ刃が勢い良く回転する構造のため、事故も多く取扱いに充分注意が必要です。
特に刃の回転にブレーキがかかり『キックバック』が起こると、回転しているノコギリ本体が暴れたり、切っている材料が吹っ飛んで行ったりします…恐ろしい!
■切ってる人の後ろに立たない!
■体重は後ろにかけない!
■安全カバーは絶対!
■刃の回転が安定してから材料を切り始める!
以上を必ず守って使用してください。
先端が回転する構造のインパクトは、材料と材料を留めるためにビスをもむ(ネジを留めることを大工さんたちはこう言います)、穴をあける、という時に使う道具です。
利き手でしっかりとグリップを握り、反対の手で上から押さえつけるように固定します。
この時にしっかりと押さえつけないと、ネジ頭のプラスの溝が擦り減ってしまうので(このことを大工さんはビスがなめる、と言います)注意します。
どちらも使うときには軍手は巻き込まれて怪我をするので絶対NGです。
ゴムつきの作業用手袋を使ってください。
電動工具は使い方がわかればとても便利な道具です。
DFOではスタッフが鋭意勉強中!
勉強会の様子をレポートしていますので参考にしてください。
もちろんお店まで来ていただければご説明もさせていただきます!
先ほどの足に、パーティクルボードという面材を張っていきます。
この時、水平を確認するのをお忘れなく!
レーザー墨出し器を使う方法。
水平器を使う方法。
糸と木片でやる方法(!)
いろいろやり方はありますが、慎重に行いましょう。
2日分の作業でここまでできました!
やったー!
次回は床仕上げの行程に入ります。
どんどん様変わりするDIYリノベーション現場を要チェック!です!
仕組みを知ると、自分のお家の床下が気になるカローラでした!