スタッフ向け勉強会~レノックス編~
2015. 04.25.
2015/04/21
今回のスタッフ勉強会はホールソーについてです。
レポートは私、エミリーが担当いたします。
みなさんホールソーってご存知ですか?
大きい径の穴をあけるための切削ビットで、ドリルドライバーなどに取り付けて使用します。
さまざまな用途で使われる、あれば便利なツールなのです。
このホールソーは、バイメタルホールソーといって刃部に硬い材、本体には弾力のある材と、
二つの異なる材を合わせて作った、切れ味と耐久性を兼ね備えたすごいホールソーなのです。
他にも超硬チップつきでタイルへの穴あけが可能なものなど、種類も様々です。
写真のようにアタッチメントをつけることで、インパクトドライバーでも作業が可能になります。
が、必ず使用する際はドリルモードで。
インパクトがかかってしまうと、切削がうまくいかず軸に負担もかかります。
硬い材や、大きい径の穴をあける場合はなるべく低速で作業をしてください。
刃が熱を持ちすぎると、もろくなり刃の消耗が激しくなる原因となります。
今回は、このバイメタルホールソーを実際に体験します。
切る、よりも削るという感覚に近いため、力を込めすぎずに作業を行うのがコツです。
このホールソーは有効長が長いため、こんなに厚い材も貫通できます。
しかも、バイメタルを採用していることにより、違う素材に同時に穴あけすることが可能なのです。
釘が入った木材も、こんなにきれいに穴があく!
この長い胴の部分に残った木材は、
横にあいているスリットからドライバーなどを差し込めば、きれいに取れます。
鉄板にもこんなにきれいに穴があけられるなんて、驚きですよね。
こんな優れたバイメタルを採用しているカッターの刃もあります。
ぐっと曲げてもこのとおり。耐久性に優れているため、樹脂やゴムの加工に向いているそうです。
バイメタルのすごさ、ホールソーのすごさおわかりいただけたでしょうか?
切削力や耐久性を目の当たりにしたスタッフから「おぉぉぉ~」と、
たくさん歓声の上がった勉強会でした。