スタッフ向け勉強会~Silky編~
2015. 01.18.

2014年も残すところあと2週間…
記録的な大寒波に見舞われた12/17、
鋸一筋95年、『世界一切れる鋸を作り続ける』を理念に掲げておられる
Silkyこと株式会社ユーエム工業さんの勉強会が開催されました。
今では一般的になっている鋸の「ゴムハンドル」。
なんと最初に使用し始めたのはSilkyさんだとか。。
木や籐巻の柄より滑りにくく、鋸を引くときの衝撃も和らぐ為使いやすいのです。
刃には「ハードクロームメッキ」が施されており、
これによりサビ・ヤニの防止だけでなく、
切断時の抵抗も軽くなるそうです。
刃先には「衝撃焼き入れ」という強度を増す為の衝撃的な加工が…
しかも表面のみに施すことで、内側には粘りも残し、
切れ味と耐久性の両方を兼ね備えた鋸になるとのこと。
写真では伝わりにくいですが、
こちらは「アサリ無し曲面研磨加工」されたもの。
通常鋸の刃先は、目の部分だけを外側に曲げた「アサリ分け」という加工が施されています。
目が詰まりにくいのですが、断面が荒くなったり折れやすいのが特徴。
一方この「アサリ無し曲面研磨加工」は、
鋸身の上部に厚みを持たせ、中部を薄めに削ることで、
アサリを付けずに自然なカーブを生み出しており、
刃先も折れにくくて目が開きにくいのだそうです。
また上部に厚みがあるおかげでたわみも少なく安定するのだとか。
切り口も大変滑らかで美しく仕上がります。
お値段は決して安くないですが、
それだけのクオリティーを誇るのがSilkyの鋸なんですね。
皆が真面目にお勉強中なのに、
何だかとっても悪いことを企んでいる様子のニーナさん。。笑
こちらはカーブがかかっている為、
高いところの枝や太い枝も負担なくグイグイ切り込める鋸。
その名も「SUGOI」!!(まんまですね。)
説明を聞きながら、何度も「すごーい」と言ってしまっては失笑…の繰り返しでした。
SUGOIに増してスゴかったのがこれ。
その名も「ゲンキグリップ」
工具なしに鋸刃を取り外せる画期的なゴムグリップです。
最後は皆で生木、竹等材質別に鋸を使い分けて実践しました。
本当に切れ味抜群!
「すごーい!!」「切り口がSilky!!」を皆連発。
おふざけが過ぎてしまいましたが、Silkyの良さを実感できる勉強会となりました。
ゴム太郎にゴムボーイ、
ズバットにスゴイ…
ネーミングセンスもスゴイSilkyさん。
テンション全開でおすすめしたくなったエリーでした。