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スタッフ向け勉強会~スター電器編~

2014. 12.24.

スタッフ向け勉強会~スター電器編~

定期的に開催されてるスタッフ勉強会、今回はアーク溶接です!
講師はスター電器の隅田さんです、よろしくお願いします〜〜。

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金属と金属をつなげる溶接ですが、ほかにも「半田付け」という方法もあります。
では、溶接と半田付けとは違うの?
半田付け・・・例えば「セロテープ」
接合していても、はがせば元に戻ります。

溶接・・・例えば「氷を2つ用意して、接している部分を一度溶かしてまた凍らせる」
一度溶接してしまうと一つになってしまっているので分離できない。

という感じです!ほぉ〜!わかりやすい。
溶かしてくっつける、溶接機はそのためだけにいろいろ発展してきたわけですね。
溶接の中でも電気溶接機、ガス溶断器、バッテリー溶接機、エンジンウェルダなどいろいろ種類はありますが、
今回は電気溶接機の中のアーク溶接という方法の勉強会です。

説明しよう!
アーク溶接とは電気エネルギーをアーク放電(ヒューズが切れるときに出る熱を供なう火花)という現象を
利用して熱に変換し、この熱を利用して溶接する方法です。
まず必要な道具は、
溶接機、溶接棒、遮光面、防護服(手袋、エプロンなど)

あとは、作業用の鉄製折りたたみテーブルとかあるとベストですね。

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まずはアーク溶接のてびきを中心に座学を行いました。

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溶接を行う鉄板の厚さで、溶接棒の太さも変わってきます。

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それに伴い電圧の調整も必要なってきますが、SUZUKIDさんの溶接機は、
鉄板の厚さ、溶接棒の太さ、電圧を調整しやすく設計・デザインされています。
初心者でも少し勉強すれば大丈夫ですね。安心。

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知識も深まり、実際に溶接していきます。

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まずは「付き合せ溶接」に挑戦!
付き合せ溶接・・・文字通り溶接部を付き合わせて行う溶接。
バチバチ!バチバチ!「半自動溶接より音が静か!」とスタッフも意外な様子。

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端を仮留めした後、真ん中を一定の速度で溶接していきます。
ココが本当に難しいです。

せっかくなので「だれが一番うまいか!第一回DFOビード引き選手権」も開催。

私、ウィルはまさかの3位でした。ロッキーはともかく、女性のエミリーにまで先を越されるとは・・・

ちょっと脱線しましたね。ビードの様子を見てみましょう。

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キレイに真ん中にビード(溶接金属によってできたみみずばれの様なもの)ができて、強度が増します!

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続いて「すみ肉溶接」に挑戦!
すみ肉溶接・・・板にある物を立てる場合などに、2つの溶接物の接触面を溶着せず、接触面の端を肉盛りして強度をもたせる方法。

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うまくいくと、このような仕上がりになります。
はじめてのスタッフでもここまでできれば及第点でしょうか。
いやはや、プロにはとうてい敵いませんが。
それでも「溶接って楽しい!」ということを再認識できました。

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いかがですか?
確かにコツや安全に使用するための知識は必要ですが、
「溶接」は本当に身近になっています!
溶接を扱えるようになることで、
木材の温かさと、金属の強さが融合した家具が作れそうですね!

またDIY FACTORY OSAKAでは溶接を身近に感じて頂けるワークショップも開催しています!
是非参加してみてください!

ウィルがレポートしました!


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